在庫品の子供浴衣

弊社で取り扱っている浴衣は、旅館やホテルなどで使われている業務用の浴衣です。


縫製屋さんが倉庫を掃除していたら、子供用の浴衣が出てきたそうです。
さて、これをどうしよう、捨てるにもお金がかかるし、第一製品としてまだ使える物なのでもったいない。あ、そうだ、石津に言ってみよう。


そんなわけで、特価で子供用浴衣を引き取ることになりました。

長い間在庫となっていたので汚れがついています。
でも生地も仕立ても悪くはありません。

今は少し忙しいのですが、もう少ししたらネットショップに載せるつもりです。

早い者勝ち。
在庫限り。


でもこんなふうに声をかけてくれるのは嬉しい所です。

のれん

縫製屋さんに行ったら、暖簾を作っていました。

のれんって、基本的に別注品です。
お店ごとに大きさもデザインも違いますので、当然と言えば当然なのですが。

でのれんって、裏から見られる場合も多いので、注染できちんと裏まで抜けていないといけません。
当然、注染屋さんにて別注で染めてもらいます。


また暖簾はお店の顔です。
色がはげてくるのは、本当にみっともない物です。




と思っていたら、最近はどうも違うみたいで・・・
インクジェットで裏は真っ白。
色がはげたまんまののれんとか・・


最近は、本当の物が少なくなってきているみたいです。

浴衣のサイズ

弊社で取り扱っている浴衣は、旅館やホテルなどで使われている業務用の寝巻仕立ての浴衣です。
この業務用の寝巻仕立ての浴衣のサイズは、身丈の違いだけ。
身巾や袖丈などはすべて同じです。


といいますか、業務用の浴衣に限らず一般的な浴衣も、サイズによって巾はそれほど変わりません。

洋服と違い、浴衣はできるだけ鋏を入れずに作ります。
浴衣に使われる生地は、昔ながらの小巾の生地（36ｃｍ巾）。
巾を調整する時は、脇や背中の生地のつなぎを大きくするか小さくするかです。

昔は生地を一反織りあげるのは大変な労力でした。
なのでその貴重な生地を使い倒すのが昔の日本人でした。

サイズが合わなくなった着物は、糸を外して他の物に作り替えます。
浴衣も最後は布おむつなどにして擦り切れるまで使います。

出来るだけ鋏を使わずに仕立てれば、他の物にも流用しやすくなります。


そのためにも、丈が合わなければお端折りする、巾は大きめに取って体に巻き付けて調整する、と言う着方が出来たのかもしれません。

細い糸

布って糸からできています。

はい、当たり前の事ですね。


太い糸を使うと厚い布。細い糸を使うと薄い布。（基本的にです）


もっと先を考えると、太い糸を作るのと細い糸を作るのはどちらが大変でしょうか。

細い糸を作るには、素材の綿花も良い物が必要ですし、細くつむぐ技術も必要です。
技術もそうですが、その機械を動かすための安定した電力、工業用水、下水といったインフラも必要です。

逆にいえば、太い糸は作りやすいとも言えます。


繊維を扱うとき、やはり基本は糸かな、と最近思ったりしています。
浴衣生地も、シーツも、カバーもタオルも、織られている糸によって大きく変わってきます。


一概に太い糸が悪く、細い糸が良いとも言えません。
適所適材。
太くないと用をなさない場合もあります。


ただ、細い糸を作るのは大変と言う事を知って欲しいと思います。

茶羽織（紺）、入荷！

弊社の取り扱っている商品は、旅館やホテルなどで使われている業務用の繊維製品です。

弊社人気の商品「新ブッチャー生地　紺　茶羽織（半天）」がようやく出来上がってきました。
こちらの商品は、社内で在庫しておりますので、すぐに出荷できます。



【旅館・ホテル仕様】業務用　茶羽織（半天）　新ブッチャー生地　紺
　http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/c/0000000123/ 

一般的に流通しているブッチャーの茶羽織とどう違うかというと、一番の違いは生地の柔らかさです。
こちらの茶羽織のブッチャー生地は、”しなやか”という言葉がぴったり！
これは、洋服用のブッチャー生地を使っているからです。

一般的に流通しているブッチャー生地は、同じ生地で帯も作ります。そのため厚くゴワゴワなのです。（でも帯からみると仕方ありません。）

風合いがやわらか、と言っても業務用としてみると耐久性には問題ありません。
長くお使いいただける、しっかりとした生地です。

また紺無地の生地ですので、どんな浴衣にも合わせられます。


御希望の方は、楽天ショップもしくは弊社までご連絡ください。




【旅館・ホテル仕様】業務用　茶羽織（半天）　新ブッチャー生地　紺
　http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/c/0000000123/ 

浴衣の裏地

業務用繊維の業界にて仕事をしていると、ついつい「これは常識だろう」なんて思い込んでしまう事が多々あります。



浴衣の裏地は・・・・、はい、浴衣に裏地はつけません。

浴衣自体、元々暑い時に着る物ですので、通気性を良くするよう考えられています。
裏地があると通気性が妨げられてしまい、浴衣本来の目的がなくなります。

肩あて、敷きあては付いていますが、これは補強という意味合い。
摺れやすい所に生地をつけ、本体が破損しないようにしています。
裏地とは意味が違います。


そう、なかなか慣れていないと、浴衣と着物と丹前を一緒に考えてしまう可能性があるわけです。

子供用 浴衣帯

弊社で取り扱っている商品は、旅館やホテルなどで使われている業務用の繊維製品です。


楽天ショップの”子供用　兵児帯”の商品ページを新しくいたしました。

写真も全部撮り直し、文章も差し替え、前の商品ページの印象はまったくありません。
というか、ここまでやったら新商品の登録と同じかも・・・

弊社でお薦めする子供用の帯は、兵児帯です。
兵児帯は、しぼって締めますので扱いが楽。
シワがついても気にすることではありません。

でこちらの帯はナイロン100％なので、汚れが付きにくく色落ちもほとんどありません。

よく動き回る子供に締めるなら、簡単に締めれて汚れのつきにくく、おまけに締めた後も見栄えのするこの兵児帯がお薦めです。



楽天ショップ　子供用浴衣帯
　http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/c/0000000109/

ぬくもり工房さん 新社屋OPEN

江戸時代から続く浜松の織物と言えば「遠州縞」。
その遠州縞の販売元として、色々と頑張っているのが”ぬくもり工房”さん

ぬくもり工房
　http://nukumori.hamazo.tv/



そのぬくもり工房さんの新社屋が完成いたし、この度OPENとなりました。


今度の社屋はお店を併設しています。

こちらのお店では、遠州縞の生地だけでなく遠州縞を使った繊維製品、遠州地方の職人の作った逸品も置いてあります。

なのでこれらのモノを見ているだけで、けっこう楽しかったりします。
（森山焼の器、ちょっと良い物があったなぁ。）



店内は無垢の木材をふんだんに使っています。
木のぬくもりが、手で触れるだけでなく目からも入ってきて気持ちが良いです。
そしてなんとなく空気も美味しい。

今度はお店も営業するので、土日も開けている模様。

きらりタウンという新しい住宅地によくマッチした、とても気持ちの良い建物です。

茶羽織・陣羽織を安く買うには

弊社が取り扱っている商品は、旅館やホテルなどで使われている業務用の繊維製品です。

業務用の繊維製品は、基本的にオーダーメイド。
といいつつ、定番在庫製品に比重が移動しているのは、やはり社会の流れでしょうか。



昨日の記事に書き損ねた「茶羽織・陣羽織を安く早く購入する裏ワザ」です。


簡単に言うと、”在庫となっている商品”を購入することです。

オーダーメイド作ったにも関わらず、色々な事情が重なり社内に在庫となってしまった茶羽織・陣羽織・・・・
商品自体に何も問題がないのに、ホテルの名前が入っている、柄に特徴がありすぎて他には中々売れない、等など。


そんな商品が、色々な問屋さん、縫製工場には眠っています。
弊社でもネットショップに載せていますが、載せきれない商品が山のようにあったりします。



もし御希望があればご連絡ください。

「ウールの半天で、色は紺で、枚数は30枚くらい・・・・・」
こんな感じでお問い合わせいただければOKです。

茶羽織・陣羽織の製造状況

弊社で取り扱っている商品は、旅館やホテルなどで使われている業務用の繊維製品です。

この時期、注文が増えてくるのが茶羽織（半天）・陣羽織といった防寒着です。
若干ですが定番在庫品もありますが、やはり基本はオーダーメイド。

在庫品は大体50枚程度しかありませんので、それ以上となりますと生地から仕立てることになります。

生地がない場合、糸から染めて作るのですが、はい、そうなんです。けっこう時間がかかるんです。


今の時期、年間を通して一番忙しい時期です。
そのため生地がある場合は、約1カ月。
生地がない場合は、来年の1月～2月くらいの仕上がりです。



で、そんなに待てないよ！
というお客様には、裏技が・・・・・
（安くて納期のかからない方法）

厚い生地＝良い物？

色々な方と話をしていると、生地の良し悪しを生地の厚みで判断する場合が多いようです。

ネットショップからのお客様でも、「この浴衣は生地が厚いですか？」とお問い合わせを何度か受けたことがありますし、生地見本を送ったところ「「生地が薄いねぇ。」と言われたこともあります。



生地の良し悪しは、生地の厚みには関係ありません！

厚い生地＝良い生地なら、太い糸を使って織れば厚くなります。

細い糸を作ろうとすると良い綿花が必要です。
逆に太い糸なら、大概の綿花で作れます。


細い糸を使って織ると、薄い生地になります。
また糸が細い分、たくさんの糸が必要になります。



生地は使い道によって最適なモノがあります。
ただ単に厚みだけで良し悪しを判断するのは、ちょっと違うと思います。

きれいに見える浴衣帯

弊社で取り扱っている浴衣は、旅館やホテルなどで使われている業務用の寝巻仕立ての浴衣です。

旅館浴衣はしょせん寝巻なので、どんな着方をしてもOKです！
と言いますが、やはりきれいに着たいのが人情です。


きれいに着ているように見えるポイントの一つが、帯。


一番良く使われている帯の巾は、大体5～7ｃｍ。太くても9ｃｍ。
でも実際に締めて見ると、巾は広ければ広い方が良く見えます。

太い帯は、29×270ｃｍですが29ｃｍ巾を二つ折りにして使っています。
生地が薄いため、二つ折りにしないと腰が無いからです。

でも二つ折りにしても、約15ｃｍ。
やっぱりそのくらいは欲しいかなぁ。



で、実際締めた感想は、太い方が”楽”です。
しかも心地よい緊張感があります。

細いほうは、体に食い込む感じ。


値段が最優先される業界ですが、太い帯の良さは知って欲しいと思います。

オリジナル陣羽織の入荷

弊社で扱っている商品は、旅館やホテルなどで使われている業務用の製品です。

わずかながら弊社ではオリジナルの商品を作り、社内に在庫をしています。
その中の一つ”新ブッチャー生地　陣羽織”の紺が入荷いたしました。


ブッチャー生地の陣羽織は、業務用では定番です。
他にも作っているメーカーはたくさんあります。

でも弊社の製品は、他のメーカーとは一味違います。

【旅館・ホテル仕様】業務用特別仕立　陣羽織　新ブッチャー生地　紺
　http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/jb-j001k/ 





オリジナルの陣羽織と言っても、定番品を大きく変更してしまうと使い勝手が悪くなります。
マイナーチェンジみたいですが、仕立は体のカーブに合わせた上記の仕立にいたしました。

この仕立ですと着た時のラインがきれいに見えます。

次に生地。
ブッチャー生地でも、きちんと服用に使われる生地を使っています。
そのため、他と比べて柔らかな風合いとなります。


ちょっとした変更かもしれませんが、実際に着て見ると大きく違います。

わけあり品 手ぬぐい

★こちらの商品は完売いたしました★

弊社の定番手ぬぐいは1反での販売です。

といいますか、普通手ぬぐいは90ｃｍくらいの長さに切られていますが、弊社の手ぬぐいは繋がっています。
ええ、約9ｍの手ぬぐい柄の生地みたいなものです。


先日、お客様から注文をいただき、染め工場へ発注。
送られてきた物は1枚すつ切り離されている物・・・・・

で、色々あって結局弊社の在庫となりました。

そう色々あったのは大人の事情だけ。
商品自体に問題はまったくありません。



この手ぬぐい、特価品として商品ページに載せるようにいたしました。

　★在庫特価品★30枚限定【即日発送可】日本製　捺染手ぬぐい　青豆絞り柄
　http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/atn-j002/ 



生地は一般的な”文”規格。
捺染の手ぬぐいです。 

30枚限りですが、結構お得な商品化と思っています。

 

業務用浴衣のサイズ

弊社で取り扱っている浴衣は、旅館やホテルなどで使われている業務用の寝巻仕立ての浴衣です。

お客様からのお問い合わせ。
「先日大サイズを購入したのですが少し大きめでしたので、中サイズに取り換えてもらえますか？」

「サイズの交換」は、弊社規定にのっとりすぐに交換いたします。
でも、業務用の寝巻仕立ての浴衣は、大も中も身巾、袖丈は同じ。身丈だけが違います。

洋服と違い和服は小幅の反物から作ります。
和服は、あまり生地にハサミを入れることを嫌います。

着物や浴衣の場合、身巾は小幅生地を横に二つつなげた寸法になります。
あとは前の部分の重なり具合を調整して着ます。



今回のお客様。
サイズの違いは丈の違いのみ、と言う事を説明しましたら、御自分で裾を詰めるそうです。
うん、その方が往復の運賃も手間もかかりますので、良いかと思います。


実は弊社でもオリジナルでお客様の希望に合わせて丈詰めを行ったりもしています。

ブッチャー生地の半天と帯

弊社で取り扱っている商品は、旅館やホテルなどで使われている業務用の繊維製品です。

業務用の製品に良く使われる生地に、「ブッチャー」生地があります。
表面が肉屋（ブッチャー）の前掛けのようにデコボコな生地なのですが、弊社の定番品の中で”茶羽織・陣羽織”と”けんろく帯”がこの生地を使用して作られています。


で、ブッチャー生地を使ったけんろく帯、茶羽織は業務用の中では定番中の定番品だったりします。


でも着るもの（茶羽織・陣羽織）と締めるもの（帯）。
使用目的が違うのに同じ生地で良いのか疑問でした。

そこで弊社ではオリジナルとして茶羽織・陣羽織を作るとき、同じブッチャー生地ではなく服生地専用で織られたブッチャー生地を使う事にしました。

色合いが違うのが判ると思います。

他に出回っているブッチャー生地の茶羽織・陣羽織と帯は同じ生地を使っています。
なので風合いが堅いのが特徴です（帯に使えるよう）

でも服用のブッチャー生地は風合いが柔らかです。
けど耐久性は劣りません。

一度着ていただけると、その良さがよくわかります。




楽天ショップ　旅館浴衣の専門店アイエス産業
　茶羽織・陣羽織　：　http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/c/0000000120/
　けんろく帯　：　 http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/c/0000000133/

豆絞り手ぬぐい

弊社で扱っている豆絞り柄の手ぬぐいは、1枚ずつカットされていません。
1反ずっと繋がっています。

楽天ショップ旅館浴衣の専門店アイエス産業　伝統柄手ぬぐい
　http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/c/0000000129/






1反＝9ｍ繋がっているので、好きな大きさにカットできます。
もちろん、90ｃｍずつ折り目がついていますので、その折り目でカットすれば普通の手ぬぐいの大きさになります。



先日ご購入された方は、この手ぬぐいで何か他の物を作るみたい。
なるほど、手芸の材料としても使えるんだ。
色々と勉強させていただきました。

上棟式用手ぬぐい

弊社の隣では、現在家を建てている真っ最中。
このあいだの月曜日には、上棟式を迎えました。

で餅投げはやらずに、そのかわりお餅を近所に配ったのですが、なるほど今の上棟式はこんな感じなんだ。

 
弊社で取り扱っている上棟式用の手ぬぐい。
現在、弊社在庫は3反（30枚分）あります。
いえ工場にはたくさんあるのですが、すぐに出せるという意味での弊社在庫。

本格注染手ぬぐい　【上棟式用】　鶴亀　松竹梅　1反（10枚分）
　http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/tn-ji006/ 



本格とついていますが、本来手ぬぐいは裏まで色がきちんと抜けている”注染”で染められる物。
今では、顔料プリントが多いのですが、やはりお祝い事には”注染”でないといけません。

こちらの手ぬぐいは、どこに出しても恥ずかしくない本格的な手ぬぐいです。

とは言いつつ、何事にもお金をかけない風潮です。
上棟式用の手ぬぐいをきちんと使ってくれるトコロはどんどん少なくなってきています・・・・（涙）

業務用 丹前

先日友人と話をしていて、丹前とかいまきを一緒にしている事にびっくりしました。
そっか、丹前って、今はあまり流行らないからなぁ。

縫製屋さんから頼まれ物です。
「少しだけど在庫になって困っちゃっているから、何とかならないかなぁ。」


業務用としてもあまり使われなくなった”丹前”です。
理由は、全館暖房とかで旅館・ホテルが暖かくなったから。

「これは着物？」と聞かれそうですが、れっきとした丹前です。

生地はウール。

着物の上に着る防寒着です。

モデルが拙いですが、こんな感じで着ます。

通常丹前が欲しいとなると別注しかありませんが、在庫限りでしたら弊社で販売しています。



日本製【即日発送可】旅館・ホテルなど業務用仕様　ウール丹前　紺色縞柄　中サイズ
　http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/atz-je02k/



実際に商品は社内にありますので、お越しいただければお渡しすることも可能です。

布おむつ

久々に注文をいただいた「布おむつ」。
布おむつは病院などで使うところも多いので、弊社でも取り扱っております。
（業務用と名のつく繊維製品は、とりあえず何でも扱っております。）


業務用の布おむつ、と言っても、ネットショップで販売しているのは、個人でも使いやすい袋入りの物。

楽天ショップ旅館浴衣の専門店アイエス産業　布おむつ
　http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/c/0000000131/



 ところで正直言って布おむつの使い方が判りません。
何をどうすればおむつになるのか？

と頭をひねっていたら、メーカーが作ったおむつの使い方の説明書を見つけました。

これは良い！とさっそく許可をもらって、自分なりに説明書を作成。

布おむつに付けることにしました。
ちょっとしたサービスのつもりです。

さて今だったら、各種類一つずつ会社にありますので、注文をいただけるならすぐに出荷できます。
また会社まで来ていただければ、直接お売りすることもできます。





とここで内緒話。
布おむつの生地は表面にデコボコがあり、汚れをふき取るのにとても都合が良いので、雑巾とかに使うのも最適。窓がきれいに拭けたりします。

アムンゼン帯

楽天ショップに、ようやくアムンゼン帯をアップできました。

アムンゼン帯とは、アムンゼン織の生地で作られた帯です。


ん？アムンゼンって？
つっこんで聞かれそうですが、すみません。
そうゆう名前の生地があるのです。

アムンゼン織って”梨地織”一種です。
ちりめん織りより細かく、生地の表面がデコボコになっています。

この細かなデコボコが、他の生地にはない上品な艶を生み出します。

こちらの帯は、ポリエステル100％。
分散スレンで先染めしてから織りあげられていますので、色落ちはほとんどありません。

また収縮性があまり無いので、一度締めた後緩みにくいのも特徴です。

　楽天ショップ旅館浴衣の専門店アイエス産業　アムンゼン帯
　　 http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/c/0000000134/



10年くらい前までは、このアムンゼン帯を使う旅館・ホテルはたくさんありました。
けど今ではあまりありません。

見た目とか締めやすさとかより、帯の値段を重視するようになったからでしょうか？
実際、自分で締めて見るとその締めやすさにびっくりします。


とても良い帯ですので、弊社の一押し商品として販売していきたいと思います。

風呂敷の格

弊社は旅館やホテルで使う業務用の繊維製品を主に取り扱っているのですが、個人的にも和装の物が好きなので色々と集めていたりします。


先日、知人と話をしていて知ったのが、「風呂敷には格があって使う場面によっては失礼になる場合があるということ」を知らなかったこと。

当たり前にみんな知っていると思っていたら、知らない人の方が多くてちょっとびっくりしました。



風呂敷に使われている文様、柄によっても失礼、失礼じゃないがありますが、もっと簡単な事を一つ。

「織りの風呂敷はプリントの風呂敷より格式が高い事。」

自分の持っているこの風呂敷。
地が紺で柄は松竹梅。

でもプリントなので、お祝い事には使いません。


今風呂敷が見直されることが多くなってきましたが、格式も頭に置いて使わないと恥ずかしい事になってしまいます。

旅館浴衣の着方 男性の場合

旅館浴衣って寝巻なので特に決まった着方はありません。

でもどうせ着るのならきれいに着たいのが人情です。

男女共通のきれいに着るポイントの一つは、裾をまっすぐにすること。


男性の場合、帯を締める位置を腰骨の所にするときれいに着られて、また着くずれしません。

この位置で帯を締めると自由に体が動かせるし、浴衣の着くずれも気にする必要が無いので、浴衣の良さを存分に味わえます。

改めて浴衣って楽なモノと思います。


着物を着る人にとっては当たり前の帯の位置かもしれませんが、着物を着ない人にとっては目からウロコのポイントです。