何度か書いていますが・・・
浴衣の反物を触って、「これは厚くて良い生地を使っているね。」・・・
いえいえ、厚いから良いってちょっと違うんじゃないかなぁ。
厚い生地が良いならジーンズや帆布は高級生地になってしまいます。
第一浴衣って暑い夏に着る物。
どうやって”涼”をとろうかと考えて、風通しの良い薄手の生地を織ってきたのに、厚い=良いなんて言われてしまうと困ってしまいます。
厚い=良い生地との言葉を聞くのは、旅館・ホテル関係の方が多かったりしますが、薄い=耐久性が無い、という意味で良し悪しを言うのだったらわかります。
単純に、「これは薄いからもっと高級な浴衣を持ってきて」と言われてしまうと、困ってしまいます。
この判断の根拠はいったいどこから来たのでしょうか?
意外と根深いものがあり、いつも戸惑ってしまいます。
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