そのスズキの本社前にある”スズキ歴史館”で、「春休み わくわくものづくり」と言うイベントが行われました。
スズキも元々は織機の製造から始まった会社です。
繊維には色々な想いがあるようです。
今回のイベントにて、遠州縞プロジェクトへ「紙芝居と綿くり体験」をやってくれないかという打診があり、そのお手伝いに行ってきました。
綿くりとは、収穫した綿の中にある種を取り除く作業です。
木で作られたローラーの間に綿を入れると、綿は向こうに種は手前に落ちます。
栽培された和綿の綿花を使い、綿くりを子供たちに体験してもらいました。
実際にやってみると面白いように種と綿が分けられ、 子供だけでなく大人も夢中になります。
ひっきりなしに子供たちが群がり、僕が私がというくらいに綿くりをしてくれました。
このスズキ歴史館には、貴重な鈴木式織機があり、そのうしろにオートバイ、自動車と続くスズキの製品が並んでいます。
古くは、遠州地方は綿花の産地であり、数多くの織機が作られ、それを土壌としてオートバイや自動車、楽器などの産業が興ってきました。
浜松市の発展の大元は繊維産業です。
なかなか知られていませんが、子供たちに少しでも意識してもらえたら嬉しいと思います。
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