「オリジナルの浴衣が欲しいんですが、どのくらいで出来ます?あと1着いくらです?」
気持ちはよくわかります。
でも、浴衣1着いくらです?っていうのは、車っていくら?と同じくらい巾の広いコト。
「撮影用に使いたいのですが、3週間くらいでできます?」
無理です。
「ええ~・・・・・」
普通の納期は
絵羽浴衣ですと大体2~4カ月くらい。
旅館浴衣ですと大体1.5カ月くらい。
インクジェットでも大体1カ月。
「わかりました。おたくの会社では出来ないという事ですね。了解です。」
仕方ありません・・・(多分どこでもできないと思いますが)
数日後、また連絡がありました。
「先日問い合わせた者ですが、最短でオリジナルの浴衣をつくるといつできますか?」
結局いつまでに欲しいんですか?
「4月中旬なんです。」
では値段関係なく、出来る方法を探します。
いやぁ、浜松ってすごいですね。
色々と裏技を使いまくれば、3週間で出来るめどが付きました。
ただしかなり高価になりますが。
「え・・・・そんなに高いのですか・・・・すみません、この話は無かったことに。」
安くするには、納期、数量など色々と条件があります。
その条件をすっとばすと、今度は高くなります。
今回のこの一連の動き、なんとなく今の世の中の常識を現わしているような気がしました。
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