浴衣に限らず、晒生地やガウンの生地など色々な生地に言える事ですが・・
「その生地は厚いんですが、薄くて安い生地は嫌なんですが。」
えっと、厚いから高価、薄いから安価、と言う事はありません。
そもそも生地が厚いという事は、織り方の問題や糸の太さです。
価値には関係ありません。
旅館浴衣に限って言えば、中国製の浴衣の方が生地は厚く日本製の方が薄いです。
じゃあ中国製の方が高価で物が良いのか、といえばそんな事もありません。
中国製の旅館浴衣の生地は、20番手糸を縦横に使っています。
日本製の旅館浴衣の多くは、30番手、20番手の糸を使います。
細い糸を作るには、質の良い綿花が必要です。
また技術的にも高い物が必要です。
細い糸を使って織る場合、太い糸を使うよりもたくさんの糸を必要になります。
ということで、生地の厚さは、高価、安価には関係ありません。
でもどっからこの話が出てきたんだろう。
時々、定期的に耳にします。
0 件のコメント:
コメントを投稿