2013年8月31日土曜日

静岡県浜松市の浴衣

弊社のある静岡県浜松市は、日本一の浴衣の生産地です。


江戸時代から昭和初期にかけて、浜松市は日本有数の綿花の生産地でした。
その大量の綿花をうけて、革新的な織機が発明されました。

それがTOYOTAの創業者豊田佐吉やSUZUKIの創業者だったりします。


また天竜川の伏流水が豊富な事もあり、大阪で発明された「注染」と呼ばれる、一つの型で多色染めが出来る方法が伝えられると一気に浴衣の生産が盛んになりました。












一般用の浴衣の生産が盛んになると、旅館などに浴衣を売り込む人も増え、業務用の浴衣の生産も盛んになってきました。


現在、一般用の浴衣の生産の国内シェアは6割と聞いています。
ですが業務用の浴衣の生産に限ってみると、8割以上が浜松で作られているのではないでしょうか。


伝統的に浴衣が作られてきた浜松市には、他の地域にはない技術と経験の蓄積があります。
また、せまい地域に物づくりの工場が集まっていることも、他の地域には見られません。



これらの知識と技術と経験を生かして、弊社も旅館浴衣を作っております。



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