2015年12月25日金曜日

適所適材

生地は色々な種類がありますが、それぞれ使い道が違います。
ていうか、使い道が色々あるから色々な生地があるわけで・・・ 。

簡単に言うとガーゼでカーテン作ったらタラタラになるし、デニムで浴衣を作ったら暑苦しくてかないません。

何を当たり前の事を言うんだ、と言われますが、最近使い方に合わない生地の使い方をしている事を良く見ます。



弊社の専門で言うと・・
弊社は旅館やホテルなどで使われる業務用の浴衣を作っています。

旅館やホテルで使われる浴衣は、不特定多数の人が毎日着て、毎日洗濯されます。
しかも殺菌作用の強い漂白剤を入れて、ドラム式の洗濯機で叩き洗いをします。
でないと、どこの誰が着たのかわからない浴衣ですから、安心して袖を通せません。



遠州縞 遠州綿紬 旅館浴衣



漂白剤を使うなら、色落ちや色移り、色変わりの可能性のある染料は駄目。
やはり安定した顔料プリントになります。
できれば、耐久性の高いディクセル方式のプリントがベストです

じゃあ、顔料プリントの浴衣を夏祭りに着ていくかと言うと、顔料プリントの生地は通気性が悪く風合いも固め=暑苦しい、と言った事になります。
夏祭りの時には、やはり染料の浴衣が一番です。



万能の生地なんて有りません。
生地は適所適材だと思います。

やはり使い道にぴったりと合った生地は、とても使いやすい物になります。


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