業務用繊維の世界は、価格重視が根強くあります。
そのため、シーツやピロケースは日本製が中々選ばれず、中国製が殆どになってしまいました。
業務用のシーツはフラットシーツ(一枚の布)。
業務用のピロケースは封筒型。
製品としてそれほど難しい加工はありません。
使い勝手は日本製も中国製も同じです。
日本製と中国製の違いは、というと生地の品質になります。
糸を作る時に本来なら紛れ込まないようにするべき、綿花の殻のカスの事を綿カスと呼びます。
中国製の生地の中には、この綿カスが良くまぎれています。
「ちょっとこの黒い粒、カビじゃないの?」
いえ、すみません、綿花の殻のカスです。
以前受けたクレームでこうゆうのがありました。
綿カスの他にも、生地を織る時に色糸やほこりが紛れ込む場合も良くあります。
白い布を織る時に色糸のゴミやほこりは御法度ですが、中国製では良くあります。
これら綿カスや色糸は、不良とみなしません。
今の業務用繊維の中では、「安いからそのくらいは良いですよ」の扱いです。
弊社の扱う商品でも上記の不良はありますが、申し訳ございませんが受け付けられません。
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