実験と言えないほど簡単なお試し。
旅館浴衣の切れに、漂白剤をかけてみました。
キッチンブリーチを原液ごとどばどばとかけました。
さて色は落ちるのでしょうか。
30分くらい置いておきます。
30分置いた後、もみ洗い。
でも色落ちはしていません。
漂白剤の主成分は「次亜塩素酸ソーダ」。強アルカリ性です。
多くの染料は、酸化作用によって発色し定着します。
酸化作用しているところにアルカリ性の液体をかけると、中和がおこり色の発色が元に戻り亭尺もしなくなります。
旅館浴衣は、顔料プリントなので漂白剤をかけても化学反応はおこりません。
なので漂白剤を入れて洗っても色落ちがしないのです。
とは言え、買ったばかりの旅館浴衣は顔料のカズ等がついていますので、御使用前にはお洗いください。
で一番最初の洗濯時には、色が出ます(顔料のカスが流れ落ちるから)。
なので最初は、浴衣だけでお洗いくださいませ。
0 件のコメント:
コメントを投稿