2014年5月2日金曜日

旅館浴衣と漂白剤

ちょっとした実験。
実験と言えないほど簡単なお試し。


旅館浴衣の切れに、漂白剤をかけてみました。



旅館浴衣 漂白剤



キッチンブリーチを原液ごとどばどばとかけました。

さて色は落ちるのでしょうか。
30分くらい置いておきます。




旅館浴衣 漂白剤



30分置いた後、もみ洗い。
でも色落ちはしていません


漂白剤の主成分は「次亜塩素酸ソーダ」。強アルカリ性です。
多くの染料は、酸化作用によって発色し定着します。

酸化作用しているところにアルカリ性の液体をかけると、中和がおこり色の発色が元に戻り亭尺もしなくなります。

旅館浴衣は、顔料プリントなので漂白剤をかけても化学反応はおこりません。
なので漂白剤を入れて洗っても色落ちがしないのです。


とは言え、買ったばかりの旅館浴衣は顔料のカズ等がついていますので、御使用前にはお洗いください。
で一番最初の洗濯時には、色が出ます(顔料のカスが流れ落ちるから)。
なので最初は、浴衣だけでお洗いくださいませ。



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