弊社は、旅館やホテルなどで使われている業務用浴衣の専門店です。
一般的に、旅館の浴衣というと、白地に紺色の柄を思い浮かべると思います。
白地に紺色柄の理由は、大きくいうと二つ。
1、日本人が室内で着た時に、顔が奇麗に見える色が紺色だから。
2、紺色の染料は、発色しやすく耐久性があるから。
2、の紺色の染料は、というのは、昔は反応染料で浴衣を染めていました。
(今はディクセル方式の顔料プリント)
反応染料は、化学反応で発色し色を定着させるので原液はほぼ真っ黒。
気温や湿度で発色がかわるので、とても難しい色でしたが、その中でも色を出しやすかったのが紺色なのです。
また他の色より耐久性もあり、そこで紺色が重宝されました。
もちろん、1の奇麗に見える色、と言う事も重要な点ですが。
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