タオルの染め

業務用のタオルの染めは、スレン染と呼ばれる反応染めの一種です。
このスレン染めは、最強の染めと言われるほど耐久性が強いコトが特徴です。


反応染めは、化学反応にて発色し、生地（糸）定着します。
なので反応する前は、発色後の色と全然違う色です。

簡単に言うと、最初は黒→化学反応後、赤、みたいな感じです。


なのでその時の気温、湿度、反応薬の量などで色が微妙に変わってきます。

業務用のタオルは消耗品なので、とにかく安さが求められます。
安くするには、国内では限度があるため海外で作られます。

国によって染め工場の技量が違ってくるので、「同じ色のタオルを」と思っても中々上手くいきません。
またスレン染は最強と言っても、きちんとした処理をした場合の話です。
安さに走って作った場合、耐久性の無いスレン染のタオルが出来上がってくる場合もあります。


色々な商品を見ていると、やっぱりきちんとしたタオルはきちんとした価格なのが良くわかります。