2016年1月13日水曜日

数量が多くなると安くなる?

オリジナルで製作する浴衣やシーツ、カバーなどの問合せを良く受けます。


「オリジナルで浴衣を作った時、50枚、100枚、200枚それぞれで値段を出してください。」

業務用の浴衣やシーツ、カバー、ガウンなどの業務用の製品の場合、工場で縫製する事は稀です。大体が内職さんで縫製します。
となると枚数が増えても、1枚あたりの内職さんの作業の手間は変わりません。
ましてや内職で縫製をする人がどんどん減っていて、仕事が集中していて縫製屋さんが仕事を選べる現在、 枚数が増えたからと言って工賃を下げるわけにはいきません。


結局、50枚、100枚、200枚でも同じ価格となってきます。



浴衣 縫製


少し前は、枚数が多くなれば中国で作ることもできました。
でも今では中国の人件費も 高くなっており、それほど安くなりません。
安い割にリスクが大きい点もあります。


買いたい値段、売りたい値段、色々と思惑があると思いますが、段々モノが作れなくなっている現在、買い手も売り手も考えを変える段階に来ていると感じます。






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