2015年7月4日土曜日

プリントをしてオリジナル浴衣

オリジナルの柄の浴衣を作るには、色々な方法があります。
ですが希望する枚数に合わせて、作り方は異なってきます。

「盆踊りに参加する際、おそろいのマークが入っている浴衣が欲しいんだけど。」
と言った御希望を受け、納期も短い事から、出来合いの絵羽浴衣にシルクスクリーンでプリントをして納めました。
これも一つの方法です。


が、本来、出来合いの浴衣はそれだけで柄が完結している物
うん、当たり前ですよね。
だって中途半端な柄だと売れませんから。

なので出来合いの浴衣にプリントする場合は、基本的に踊り用の絵羽浴衣になります。
一般の総柄の浴衣には、プリントする余地がありません。



プレタ浴衣



「オリジナルの浴衣を作る」となると、どうもTシャツと同じと考える人が多いみたい。

無地のTシャツのような浴衣が予めあると思っているようですが、後加工を前提とした浴衣はありません。

後でプリントを、というお話しをいただき、在庫のある絵羽浴衣の写真を送ると「うーん・・・・」
だと思います、はい、送る方もわかっています。
でも後からプリントとなると、絵羽浴衣くらいしかありません。


多分、これって夏になっても浴衣を着る人が少ないからだと思います。
実際に着ている人なら、こんな話にはならないと思うのですが・・・



0 件のコメント:

コメントを投稿