2013年12月2日月曜日

遠州縞の浴衣

和装生地にも色々あって、それぞれ素材や厚みによって最適な使い方があると思います。

簡単にいうと、注染浴衣の生地で着物をつくると薄すぎますし、西陣織で浴衣を作ると厚すぎます。
ウールの羽織りは良いけどウールの浴衣はちょっと・・・・


ところで浴衣にも色々な種類があって、大きく分けると夏祭りや花火大会の時に着る一般用の浴衣と、旅館やホテルで寝巻として出される業務用の浴衣です。
使い道が違うという事は、当然生地も仕立ても違います。



ふと思ったこと。
遠州綿紬で浴衣を作ると、厚くて着難いんじゃないかなぁ。
それって着物の生地で浴衣を作ることと同じ意味だし。




遠州綿紬 浴衣



でも厚いなら、寒くなってきた時期の寝巻として使えばぴったりなのかも。
秋冬用の寝巻浴衣って、いいのかも。

生地が厚いということは、洗濯した時の乾きやすさをみて筒袖が最適。
身巾は広めにして、体に巻きつけるようにするとより一層暖かいし。




とまぁ、こんな妄想をしてみました。
中途半端な寝巻浴衣の仕立より、よっぽど着やすい寝巻仕立ての浴衣が出来そうです。



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