昔は上棟式と言えば、お祭りの一つでした。
新しく建つ家をみんなでお祝いする、お施主さんも大工さんも御近所の方々も、みんなで新しい家の完成を心から願い、お祝いをするお祭りが上棟式でした。
今では、餅も撒かず、何もしない家が増えていると聞きます。
何故か。
「だってお金がかかるでしょ。」
弊社では、上棟式用の手ぬぐいを扱っております。
本格注染手ぬぐい 【上棟式用】 鶴亀 松竹梅 1反(10枚分)
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この上棟式用の手ぬぐいですが、基本的にお施主さんが用意します。
使い方としては、大工さんや御近所の人に赤飯とかと一緒に配る。
それと餅投げの時に、お餅をくるんで投げる。
手ぬぐいにくるまれた餅が投げられると、下で拾っている人のテンションは上がります!
流星のように尻尾をたなびかせながら餅が落ちてくると、我先に手を出します。
上棟式の手ぬぐいは、この時だけのスペシャルな物♪
もらった人は、みなさん嬉しがります。
こうゆう長年受け継がれてきた日本古来の伝統が、お金の問題だけですたれていくのは、とてもやるせない気持ちになります。
神事を怠れば、その分不具合が出てくる、と思うのですが。
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