手ぬぐいに使われている生地は、”文”規格の晒生地がほとんどです。
文規格とは20番手の糸を縦横に使い、打ち込み本数が630本×62回の物。
というか、一般的に販売されている晒なのですが、浴衣などに使われる生地よりも、少し品質の落ちる生地です。
使用している糸の本数が少ないため、着る物に使うには耐久性がちょっと・・・・、と言う物ですが、その分吸水性が良く、また安価なため手ぬぐいなどに使われます。
浴衣などに使われる晒し生地は、小巾と言って36cmの幅ですが、文規格の生地は30cm幅。
なので自然と手ぬぐいも30cm幅。
一般的な手ぬぐいのサイズは、30cm×91cm。
長さの”91cm”は、実は3尺(1尺=30.3cm)の倍数だから。
やはり日本の物は日本伝統の長さになります。
ちょっとした豆知識的な話なのですが・・・
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