業務用タオルと一般家庭用のタオルとの大きな違いは、洗濯される回数です。
業務用のタオルの場合、リネンサプライ等の業務用洗濯機で洗われます。
漂白剤を入れ、お湯を入れて清潔に洗われ、高温の乾燥機で仕上げられるのですが、タオルの繊維自体にとってはかなり過酷な環境です。
そのためカラータオルの場合、生半可な色付けされているとあっと言う間に色が落ちます。
一般家庭用のタオルは、反応染料で染められていますが、業務用のカラータオルはスレン染めという特殊な染め方で染められます。
スレン染めも反応染めの一種ですが、堅牢度がけた違いに違います。
漂白剤でもほとんど色落ちしません。
しかしその分価格も高く、また鮮やかな色が出せません。
ただスレン染ならなんでも強いのか、というと価格の安い中国製の場合反応染並みに色が落ちる場合もありますし、国産の反応染めタオルの方が中国製のスレン染タオルより長持ちする事もあります。
また反応染めの色の中にはスレン染めなみに色の強い物もあります。
業務用の色物は、価格と名称だけではない色々と難しいトコロがあるのです。
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