浜松市伝統の木綿織物「遠州縞」。
今ブランド化して「遠州綿紬」として販売していますが、弊社ではその遠州綿紬製品の製作も請け負っております。
納期に間に合わず、やいのやいの言った挙句に出来上がってきた作務衣のパンツ。
ざらっとみてそのまま納品へ・・・。
良かった良かったと思ったのは、本の一瞬。
すぐに電話がかかってきて呼び出しです。
「このタグの付け方、どう思う?(怒)」
多分仕上げた後にタグの付け忘れに気が付いて、慌てて縫い合わせたのでしょう。
でもこれは酷い、酷すぎます。
ファスナーの内側にタグなんて!
これで商品として通用すると思っているのでしょうか。
もちろんすぐに縫製工場に連絡をし、当日中に直して事なきをえました。
こちらの縫製は日本国内。
繊維業はいま斜陽産業の代名詞のように言われています。
しかも縫製に携わっている人の多くがかなりの高齢となっています。
工賃も低いため、若い人はほとんど入ってきません。
工賃の安さに走り海外へ生産拠点をうつしたコトの付けが、回り回って今来ているような気がします。
でも世間的には、なかなかわかってもらえないんだなぁ。
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