2014年2月3日月曜日

「葛飾北斎」展

先日の日曜日、名古屋市のボストン美術館で開催されている「葛飾北斎」の浮世絵の展示を観に行ってきました。


弊社が扱う商品は、旅館やホテルなどで使われている業務用の繊維製品ですし、その中でも浴衣をメインとして扱っています。
新しい柄の浴衣も良く作るのですが、やはり業務用とはいえ浴衣は日本の伝統的な物。
それに合わせる柄も、基本的には着物の柄を意識して作られます。
(というより仕立てが着物に近いので、着物の柄がどうしても一番合うのです。)




葛飾北斎 ボストン美術館



江戸時代は、経済だけでなく文化も円熟した時代です。
その当時の最先端を表現していた浮世絵です。

浮世絵に描かれる着物の素晴らしいこと!

想像以上に斬新な柄と色の組み合わせ・・・



ため息をつきながら見ていたのですが、ふと気が付いたのは、描かれている人物の位によって使われる”柄”が決まっている事。



文様 唐草



そういえば以前着物関係の方が言っていたこと。
文様にも格式があって、それを外れるとおかしくなってしまう。」

なるほど、浮世絵を観ていると、その事が腑に落ちてきます。
今でも、その文様のTPOをわきまえて作らないと、おかしなものが出来上がってしまいます。


浮世絵からは、色々と学ぶところがたくさんあります。
とても良い物を観られました♪


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