2014年6月30日月曜日

イベント用のオリジナル浴衣を

少し前のイベントですが。


パリのライフスタイルブランド「Tsé&Tsé associées(ツェツェ・アソシエ)」とアッシュ・ペー・フランスが共同で展開するプロジェクト「Tsé&Tséassociées MADE IN JAPAN(ツェツェ・アソシエ メイドインジャパン)」の スタートを記念して、佐賀県嬉野温泉郷に天保元年から続く老舗旅館「大村屋」の一室に「Tsé&Tsé RYOKAN」が5月29日オープンする。クリエイターのカトリーヌ・レヴィとシゴレーヌ・プレボワが来日し、「日本のテクニックと融合させながら私達の 好きなものを並べた」という約1ヶ月間限定の部屋を公開した。

http://www.fashionsnap.com/news/2014-05-29/tsetse-associees-ryokan/


こちらのイベント用の浴衣を、弊社にて作らせていただきました。



アッシュ・ペー・フランス 旅館浴衣



当初お話しをいただいてから、納品までに一カ月。
デザイナーはフランスの方。
当然、旅館浴衣のデザインなんてやったことがありません。

なので、届いたデザインを弊社にて旅館浴衣用に手直し。
それを基に、またデザインを作っていただき、納期が迫る中、ドキドキしながら浴衣を仕上げました。


元のデザイン

      元のデザイン



最初、届いたデザインを見た時は「どうなるんだろう?」。
心配の方が大きかった覚えがあります。
でも仕立て図に展開した時、「これは面白い浴衣になるぞ!」と手ごたえを感じました。


出来上がった浴衣は、意外と日本的な雰囲気の強い浴衣となりました。
そのまま置いても、人が着ても、とてもしっくりきます。

久々に唸るような良い浴衣が出来ました。


イベントは終わってしまいましたが、こちらの浴衣はアッシュ・ペー・フランスさんのショップで購入できるようになるようです。


http://www.hpfmall.com/shop/brands/item/list/category_id/1897

 

日本中の旅館やホテルを探しても、何処にもない浴衣です。
似たような柄もありません。

ぜひぜひ、実物を見て欲しい逸品です。




2014年6月27日金曜日

肥満用の旅館浴衣

大柄な人向けの旅館浴衣は、ちょこっと仕立てを変えます。


元々旅館浴衣はたいがいの人の体形に合うように大きめに作られています。
細い人は、体に巻き付ける部分を多くして、大柄な人はそのままで着るように。

でもそれでは収まらない人のために、Hサイズとか肥満用として作る場合があります。



旅館浴衣の仕立て


大柄な人用の浴衣の場合、奥身の巾を広くして縫い代を狭くします

通常奥身は小幅生地(36cm巾)を三分割して作りますが、大柄な人用は二分割して作ります。
大体、片方で6cm広くなり、両方で12cm広がります。

これでたいていの人は間に合います。

でもお相撲さんのようにもっと大柄の場合は、根本的に仕立てを変えます。



弊社では幅広の浴衣の対応しています。
一度御相談下さい。。

2014年6月26日木曜日

繊維産業

一般的にモノを作るというと、一つの工場で一から十まで加工し、作りあげる物と言うイメージがあるようですが、繊維産業では複数の会社が各工程ごとに加工を担当し、最終的に物にしていきます。


例えば旅館浴衣の場合、白生地を生地問屋から購入。それを染め工場に入れる。染めが上がってきたら裁断屋→縫製屋と言った感じで、様々な人々の手が関わって浴衣になります。



旅館浴衣の染め



昔、TV番組の製作会社から「浴衣が出来上がるところを取材させてください。」と言われたことがありますが、多分その時のアチラのイメージでは、「THE 浴衣工場!」みたいな工場があって、あっちの端では生地が染められ、こっちではミシンが並んでいて浴衣が縫製されていく、といった感じだったのでしょう。

実際は、浴衣を縫うのは内職のおばちゃんだし、裁断も個人のお宅だし、それぞれの工程は別の会社で行われているし、で染め工場も染めるだけだし、結局それらを全部撮ろうと思ったら大変な手間になります。


僕は繊維業界ですので繊維は分業制、と思っていたのですが、他の製造業でも同じかと思われます。
「物を作るには、複数の工場が力を合わせることが必要」と言う事が一般的でないのは、物作り出来ない社会の始まりなのかもしれません。



2014年6月25日水曜日

遠州綿紬

浜松には江戸時代から続く木綿の縞柄の生地があります。
「遠州縞」や、「浜松縞」などと呼ばれる生地です。



その伝統的な木綿の縞柄の生地の伝統を続けていこうと”遠州縞プロジェクト”が発足し、有限会社ぬくもり工房が生産を管理・販売して「遠州綿紬」 というブランドが出来上がりました。


遠州綿紬」ブランドが広まるにつれ、他の会社も縞柄の木綿生地を作るようになりましたが、安く作るために中国などで作り、同じような「浜松○○」や「遠州○○」なんて名前で販売していたりします。




遠州縞 遠州綿紬



「遠州綿紬」の製品には、上記のようなタグが付きます。

他の縞柄の木綿の生地には、このタグは付きません。


「あれ?これは遠州綿紬?」と思ったら、タグを探してください。
にたような商品名の生地はたくさんあります。
とても紛らわしいのですが、タグを一つの判断材料としてください。


そう、中国製の「遠州○○」も有りますから、タグの確認は重要です。




2014年6月24日火曜日

反応染めの浴衣

旅館やホテルなどで使われている業務用の浴衣は、基本的に顔料プリントです。
でも顔料プリントが一般的になってきたのは、最近のコト。
それ以前は、反応染料で染められていました。

余り生地で浴衣を作っていたら、懐かしい反応染料の生地が出てきました。
早速それで浴衣を作成。



旅館浴衣 業務用


日本製 旅館温泉浴衣★即日発送可★在庫特価品 白紺 吉原つなぎ竹柄
 http://item.rakuten.co.jp/ryokan-yukata/ayu-j010/





反応染料の良い所は、風合いが柔らかく着心地が良いトコロ。
湿摩擦に強いため、とても長持ちするトコロ。

見た目でわかりやすいのは、裏まで染料が抜けるため裏表の無い生地となる所。


久々の反応染料の浴衣です。
なんか良いなぁ。


この反応染料、使うには熟練の職人さんが必要な点、染料を作るのに公害が出る可能性がある点で生産が中止となりました。
ある意味、とても貴重な浴衣であるかもしれません。



2014年6月21日土曜日

「ニッポンの名旅館&一流ホテル」

雑誌の特集です。

やっぱり業務用の繊維の専門店としては、このような本は見逃せません。
すかさず購入して、じっくりと目を通しました。



日本中の名旅館、ホテルの部屋、料理、お風呂だけでなく、使われているアメニティグッズや浴衣、ガウン、バスローブなども載っています。



旅館 ホテル


当然、旅館浴衣の専門店としては、どのような物を使っているかが気になります。

ふわっふわの厚手のタオルに刺繍が入っていたり、バスローブやパジャマを使っていたり。


でも浴衣やガウン、タオルが載っていなところもあったりして。
きっとそうゆうところは、リネンサプライの定番品を使っているんじゃないのかなぁ。
で実際に泊まってみると、うーん・・・・だったりして。

いずれにしても、そのホテル・旅館としては、寝る時に着るもの、部屋に備え付いているタオルは一押しではないのでしょう。(一番肌に触れるものなのに)


とにかく色々と勉強になる本です。
いつかこんなトコロに泊まりたいなぁ・・









2014年6月20日金曜日

綿/竹 バスタオル

ネットショップに載せていませんが、口コミで人気のあるタオルです。
リピーター率、9割を超えるんじゃないでしょうか。

綿と竹の混紡タオルです。

竹の繊維は、抗菌性、吸水性に優れていますが、繊維が細いためタオルにするととても重たいタオルになってしまいます。
そこで綿を混紡した所、竹100%の場合と抗菌性、吸水性は変わらず、軽くて厚みのある使いやすいタオルとなりました。



綿竹 業務用 タオル 抗菌




見た目的にもシルクのような艶があり、手触りもふっくらしなやかなタオルです。
いつまでも触り続けたくなる風合いと、強力な抗菌、吸水性で、一度使った方は、みなさんもっと買い足してくださいます。


が、困ったことにこのタオルは非常に丈夫
使い続けても、厚みも風合いも変わらず、抗菌性も吸水性も変わらず・・・

販売側としては、そろそろ買い換えて欲しいのにまだまだ現役。


弊社でもお薦めのタオルですが、まだまだ可能性も秘めているタオルでもあります。




2014年6月19日木曜日

浴衣と帯は別売りです

基本的に浴衣と帯は別売りの物です。


浴衣は着物の一種類。
着物い着に対し、帯三本欲しいと聞いたことがありますが、それってスーツに合わせるネクタイのような感覚です。


新社会人向けスーツ5点セット、みたいな感じで、浴衣5点セットで売られていますが、基本的には浴衣と帯は別物です。




旅館浴衣 帯



あと、スーツを着るにはベルトが必要だったり、ネクタイピンが欲しかったりしますが、それと同じように浴衣(着物)にも腰紐が欲しかったりします。

なのでスーツと同じように、最初は物入りです。
でも一旦着てしまえば、スーツと違ってとても楽なのが浴衣だったりします。


2014年6月18日水曜日

オリジナル浴衣の納期

今現在、浴衣の生産は繁忙期に入っています。

夏祭りや花火大会などに着ていく一般用の浴衣の仕立ては、生地が出来上がってから約1.5カ月~2カ月かかります。
旅館用の寝巻浴衣の仕立てですと、生地が出来上がってから約1カ月で出来上がります。

まして絵羽浴衣ですと、今年の夏には間に合いません



オリジナル浴衣 仕立て 納期



一人の縫製の職人さんが、浴衣を1枚仕上げるのにどのくらいかかるのでしょうか。
1日で1枚?それとも3日で1枚?
100枚の浴衣の注文だったら、100人で1日?

そんなことをちょっと考えて見ると、100枚の浴衣を仕上げるのに、2~3日で上がるのは無理だとわかります。



旅館浴衣の仕立てですともっと早く上がりますが、それでは嫌と言われてしまうと、こちらも無理ですと言うしかありません。


製造業に携わる人が少なくなっていますので、物をつくるのに必要な時間の感覚が判らない人が増えてしまいました。

2014年6月16日月曜日

ぬくもり市

6/14、15と開催された、遠州縞の展示即売会「ぬくもり市」のお手伝いをしてきました。

遠州縞とは、江戸時代から浜松で作られ続けてきた縞柄の木綿の織物です。
その遠州縞を使った様々な商品を一堂に集めて展示・販売を行うのが「ぬくもり市」です。




ぬくもり市 遠州縞



このぬくもり市は、回を重ねるほどに様々な商品がそろうようになりました。
シャツなどの衣類や、バックなど小物類だけでなく、布団やクッション、建具や和菓子まで様々な所で使われています。

普段ですと、製作者の方が個別に色々なイベントに参加して出品しているのですが、ぬくもり市では作品がいっぺんにみられます。

また今回は二階のスペースで、紙芝居やワークショップも開催されました。



綿くり、糸紡ぎ、紙芝居 ぬくもり市



綿くりなどの体験コーナーには、子供から大人まで様々な方々が楽しんで体験してくださいました。
今では知ることの出来ない綿から糸にするまでの体験をしていただき、改めて”服”に対する考えを見直してくださったと思います。


今回、僕は二階の担当。
ワークショップをやりながら、色々な方々に接してとても良い体験をしました。


「繊維の街はままつ」の伝統を守るのに、少しでも力添えできればと思います。





2014年6月12日木曜日

オリジナルサイズの寝具

弊社は旅館やホテル、病院、介護施設などで使われている業務用の繊維製品の専門店です。

昔は、旅館やホテル、病院、介護施設などで使われている布団は、オリジナルのサイズでした。
といいますか、布団=オーダーメイドでした。

なので布団カバーもオーダーメイドが当たり前でした。

今では布団のサイズは定番化されていて、それにつれて布団カバーも定番サイズ化されていますが、やはり今でもオーダーメイドの注文は良くいただきます。




業務用 布団カバ― オーダーメイド 寝具



オーダーメイド、というと製造ロットが心配になる方もいらっしゃいますが、生地や仕立てによっては1枚~、他のサイズでも5枚~といった少ない数で出来ます。

また形も、横紐タイプから、定番の丸グリ、他にはクローバー型、H型など色々な形があります。


定番サイズでは収まらない場合、声をかけていただければ幸いです。


2014年6月11日水曜日

6/14、15はぬくもり市

浜松伝統の綿織物”遠州縞”。
その遠州縞を使った作品の展示即売会が、6/14、15に開催されます。


6/14(土)、15(日)  9:00~17:00

イトーヨーカドー宮竹店


6/14 14:00~ 浜松商業高校生徒によるオリジナル作品の発表
6/15 14:00~ 出展者によるファッションショー

紙芝居「遠州縞ものがたり」 両日 11:30~、15:30~




遠州縞 ぬくもり市



色々なところで目にするようになってきた遠州縞。
でもいつ、どこに行けば手に入るのかわからない、との言葉で始まったぬくもり市です。

遠州縞を使った作品のほとんどが、ここに集まります。
ぜひこの機会に、足を運んでくださいませ♪





2014年6月10日火曜日

業務用の茶羽織(半天)

弊社で取り扱っている商品は、旅館やホテルなどで使われている業務用の繊維製品です。


お問い合わせの中で多いのが、茶羽織(半天)について。

「ウールで厚めの物が欲しいのですか・・・。」
「薄手の袖なしが欲しいのですが・・・。」


基本的に、業務用の製品はオーダーメイド。
お客様の御希望に合わせて作ります。




業務用 茶羽織 半天 オリジナル


糸染めから行う場合もあれば、定番の在庫生地から仕立てる場合もあります。

御希望の枚数が10枚前後の場合は、在庫完成品をお薦めする場合も有りますし、20枚以上の場合は定番生地からの仕立てをおすすめします。

糸を染めて・・・となると、150~200枚は欲しいトコロ。


と、今回別注仕立ての茶羽織がありましたので、思い付くまま書いてみました。




2014年6月9日月曜日

浴衣のデザイン

先日の記事にも書いてある通り、旅館浴衣3色までしか使えません。
これはプリントをする機械の都合によるものです。

でも3色しかできないとなると、色々と知恵を絞って作るのが人間です。



旅館浴衣 デザイン 業務用




こちらの浴衣のデザイン、とても人気があるデザインですが、このデザインは2色しか使っていません。

白と地紋を上手に使っているので、実際に使われている色数よりもずっと華やかに見えます。



浴衣の価格は、使う色数でも変化します。
また型も1色につき1型必要です。
型が増えれば、その分価格も高くなります。


少ない色数で、これだけ華やかに見せるのは、やはり制限があったためだと思います。




2014年6月5日木曜日

業務用浴衣の反応染め

旅館やホテルなどで使われる寝巻仕立ての業務用浴衣は、不特定多数の人が着て、毎日洗濯されています。


そう、不特定多数の人が着ますので、しっかりとしっかりと、念入りに洗われます。
となると、生地に非常に負担がかかってくるわけで・・・

洗濯をすると色が落ちます。
極微量な色落ちから、どばっと落ちる物まで。


一昔前までは、業務用浴衣は反応染料での染めでした。



業務用 浴衣 生地 反応染め


反応染めの生地は、裏まで染料が浸透しているのが特徴です。

この反応染めは、湿摩擦に対しての耐久性が非常に優れており、洗濯を繰り返してもなかなか色落ちしません。
また価格も安く、値段に厳しい業務用の業界では非常に重宝されていました。

しかし紫外線に弱い漂白剤を使うと一気に色落ちする色出しが大変といったデメリットもあります。


その後、反応染料を作る際に公害が出る恐れがある、ということで染料の生産が無くなりました。

反応染料で染められた浴衣は、風合いが良く柔らかで、着心地の良い物でした。
今となっては思い出の”染料”です。





2014年6月4日水曜日

浴衣の裁断

浜松の繊維業界は、とても細かく細分化されています。

旅館浴衣の場合、生地問屋→染め→縫製屋が主なトコロで、染めの後の整理工場、縫製の前の裁断屋、他にも染め型を彫る型屋、デザイン屋など色々な会社が関わっています。
それをまとめて、お客様の希望通りの浴衣を仕上げるのが、問屋の役割です。

問屋は全ての工程に精通してないといけません。
でないと、お客様へ希望通りの物が出来るか出来ないか、納期は間に合うか、などの答えができません。



旅館浴衣 裁断



会社の作業机にて、浴衣の裁断
余り生地を使って自分で裁断します。


本来、問屋はここまでやることはありません。
知識で裁断や縫製を知っていれば良い話です。

個人的には、やっぱり自分で手を動かさないとわからないことがたくさんあると思います。

奥身の取り方、衿と掛け衿の巾の違い。
細かなコトですが、わからないことがたくさんあります。


日々、勉強を積み重ねることが大事と感じます。




2014年6月3日火曜日

旅館浴衣のプリント

基本的に日本製の旅館浴衣は、ディクセル方式の顔料プリントです。

昔は反応染料が耐久性が高くて一般的に使われていましたが、今ではほとんどが顔料プリントに変わっています。
何故反応染料が使われなくなったか、その一番の理由は「染料を製造する時に公害物質が出る可能性がある」と言う事。

その反応染料に代わって現在主に使われているのが、顔料プリントです。




業務用浴衣 旅館 ホテル 生地




反応染料は、化学反応で発色するため、原液は真っ黒。
思ったような色を出すためには、職人さんの経験が必要です。

ですが顔料は、そのものずばりの色を乗せるので、扱いが楽です。

また日本製の浴衣は、業務用に特別開発された”ディクセル方式”でのプリントのため、高い耐久性があります。


扱いが楽で丈夫な日本製の浴衣のプリント。
輸入される浴衣のプリントとは、全くの別物です。

2014年6月2日月曜日

旅館浴衣デザインの制約

旅館浴衣のデザインには、業務用として使われるために色々な制約があります。

基本的に旅館浴衣は、不特定多数の人が着て毎日洗濯される物です。
その毎日の洗濯にも耐えられるよう、特殊なディクセル方式のプリントでプリントされています。

ディクセル方式のプリントは、日本の工場では機械の構造上3色までしか使えません
そのため旅館浴衣は3色までにまとめられています。(アパレル系のプリント機械を使う場合は、もっとたくさんの色が使えます。)


また洗濯=色落ち、ですので、色が落ちても目立たないようなデザイン上の工夫が必須です。




旅館 温泉 業務用浴衣 デザイン 生地




オリジナルの浴衣を作る時、「なんで3色しかできないんですか、なんとか頑張って4色にしてください。」なんて言われることがありますが、色数が増えれば価格も上がるし、型代もその分必要になってきます。

また時々中国製の多色使いの浴衣を見ますが、色数が多いから奇麗になると言うわけでもありません。
逆に制約があればこそ、色々と凝ったデザインが出来てきます。

 
また制約内で どれだけ良いデザインを出せるか、がこちらの腕の見せ所だったりします。