浜松の繊維業界は、とても細かく細分化されています。
旅館浴衣の場合、生地問屋→染め→縫製屋が主なトコロで、染めの後の整理工場、縫製の前の裁断屋、他にも染め型を彫る型屋、デザイン屋など色々な会社が関わっています。
それをまとめて、お客様の希望通りの浴衣を仕上げるのが、問屋の役割です。
問屋は全ての工程に精通してないといけません。
でないと、お客様へ希望通りの物が出来るか出来ないか、納期は間に合うか、などの答えができません。
会社の作業机にて、浴衣の裁断。
余り生地を使って自分で裁断します。
本来、問屋はここまでやることはありません。
知識で裁断や縫製を知っていれば良い話です。
個人的には、やっぱり自分で手を動かさないとわからないことがたくさんあると思います。
奥身の取り方、衿と掛け衿の巾の違い。
細かなコトですが、わからないことがたくさんあります。
日々、勉強を積み重ねることが大事と感じます。
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