弊社では、オリジナルの絵羽浴衣の作成も承っております。
オリジナルを作る際には、染型が必要です。
絵羽浴衣の場合、左身ごろ、右身ごろ、奥身、袖などそれぞれパーツ毎に染めなければいけません。そのため、それぞれに型が必要になってきます。
わかりやすく言うと、
右身ごろ用:1型
左身ごろ用:1型
右奥身用 :1型
左奥身用 :1型
右そで用 :1型
左そで用 :1型
衿用 :1型
---------------------
合計 : 7型
最低これだけ必要になります。
洋服と違い、浴衣は肩のところで縫いつけていません。
前身ごろ、後ろ身ごろは繋がっているだけです。
そのため身ごろを染めるには、3m近い型が必要です。
身丈:145cmとすると、前の部分で145cm欲しく、そのまま後ろまで繋がっているのでもう145cm。145cm×2=290cm。あと余白が必要ですので、やはり3mは欲しいです。
3mの型は、枠がアルミでできています。
アルミは軽くて丈夫なのですが、高価です。
オリジナルの絵羽浴衣を作る場合、型代の高額さにみなさん驚かれますが、こうゆう理由があって高くなるのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿