旅館やホテルで使われている浴衣の多くは、実はクリーニング会社からのレンタルです。
だからというわけではありませんが、浴衣に関して思ったほど気を使っていないところが多いようです。
「えっ!そんなことないですっ!!うちはこだわってます!オリジナルの浴衣です。」
と言われるかもしれませんが、色が剥げたりほつれがあったり。
作ったばかりは奇麗に見えたけど、今ではくたびれきった浴衣です、みたいな物を出しているトコロが多いようです。
・何種類も柄の違う浴衣を出してくれて「お好きな物を」と言われたけど、良い柄が無くって仕方なく適当な物を選んだ。
・出てきた浴衣が汚くみえて、結局袖を通さなかった。
・ 浴衣が破れていた。汚れていた。
旅館に泊まる時は、料理とか雰囲気とかそちらの方に気が向きます。
なので浴衣の不満は出てきづらいのです。
旅館としては浴衣に対して不満があっても、それってレンタル会社の責任だし新しい浴衣をそろえてくれって言うと溜まってるレンタル料を請求されるし・・・みたいな事情もあったりします。
けど浴衣を作っている側からすると、一生懸命作った物があまり幸せでない扱いや評価を受けているのは面白くありません。
色々な事情があるのもわかりますが、それを見越した上での浴衣作りを提案していきたいと思うのですが・・・
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